株とか投資ってギャンブルみたいで怖い。
お金は無茶せず貯金しておくのが一番安心。
増やそうとするから減るんだ!貯金が一番!
なんて思って居ませんか?
はい、何を隠そうこれは私の事です…。
でも老後2,000万円問題がどうとか、年金制度の破綻がどうとか聞くと不安ばかり。
所得は減るのに税金や出費ばかり増えていくし…。
将来の貯蓄に何か良い方法は無いかなと思ってい辿り着いたのが個人向け国債の購入でした。
個人向け国債とは?
国が発行している債券
国債はその名の通り、国が発行している債券です。
債券とは「お金を貸したことを証明する借用書」のこと!
国にお金を貸した事を証明するために発行されるので日本国債と言います。
大切なお金を貸したので、年に2回利子と言う形でお礼が貰えます。
また、国債を買う時にあらかじめお金の貸出期限を決めているので、満期になれば全額戻ってきます。
1万円から購入可能
個人向け国債は毎月発行されていて、1万円から購入可能です!
利率は最低0.05%
個人向け国債は最低金利が保証されているので安心です。
固定金利の場合は適用される利率が固定されており、満期までずっと変わらない金利が受け取れます。
変動金利(変動10)でも、最低金利の0.05%は保証されていますので安心です!金利が高くなった時はもちろん上がった金利が適用されますよ!
地方銀行などでは定期預金に預けても金利が0.001%と言うところもあるので0.05%の利率が保証されているのはとっても嬉しいです。
金利の支払いは年2回
個人向け国債は、利子の支払いが年2回行われます。
原則として、毎年の発行月及び発行月の半年後の15日に受け取る事ができます!
利子を受け取る際に、税金が引かれますので額面よりも金額が少なくなります。
金利の計算方法
ちなみに金利の算出方法は…
額面金額×適用利率(年率、%)/100×1/2
さらにここから税金が20.315%引かれます(笑)
もう文字面を見ただけでもなんのこっちゃ!と言う感じなので…。
試しに計算してみました↓
例)
10万円分国債を購入して1年経過した場合の利子(基準金利0.05%で計算)
受取利子:10万円×0.05/100×1/2=25円
税引き後:25円ー(25×20.315%)≒19円(小数点以下切り捨て)
と、なります。
つまり10万円預けると半年で25円の利息がついて、そこから税金を差っ引いたら約19円の利子が貰えますよ!って事ですね。
(頑張って計算しましたが間違ってる可能性もあるので参考程度に見といてくださいm(_ _)m)
注意したいのは利率が0.05%だからと言っても、そのまま預けた金額の0.05%分の利子が貰える訳じゃないと言う事です。
基準利率に掛けたり割ったり引いたりして出た金額からさらに税金が引かれてようやく手元にやってくるので、「金利が0.05%だから10万円預けたら50円も貰えるぞ!」と思ってると半分しか入ってなくてビックリ!と言う事になりかねません(笑)
でも、よく考えると10万円預けて19円の利子が貰えるって銀行の利息より遥かに高いんですよね。
3年・5年・10年の3タイプ
ちなみに、個人向け国債には3通りの買い方が用意されていて、自分のライフスタイルに合わせて国債を購入する事が出来ます。
固定3
国債発行時の利率が3年満期まで変わらない固定金利。
発行された時点で最終的に「いくら増えるか」が目に見えて分かるので安心です。
比較的短期間で満期を迎えるので、今すぐには使わないけど近い将来使う予定がある学費などの貯蓄やお試しで国債を購入してみたい人におすすめ。
ちなみに金利の設定方法は基準金利-0.03%なので、もし基準金利が0.1%になった場合0.07%が適用利率となります。
固定5
こちらも固定3と同じく、5年型の固定金利。
5年後にいくら増えるかが分かりやすい・固定3よりも年数が長いので受け取る金利が多いと言うメリットも。
こちらも5年で満期を迎えるので、子供の進学費用の貯蓄に利用したり新生活に向けた貯金などを預けておくのもおすすめです。
ちなみに金利設定方法は基準金利-0.05%となるので、基準金利が0.1%の場合、0.05%が適用利率になります。
変動10
半年事に利率が変わるので、景気が良くなれば固定金利よりも受け取る利子が増える可能性があります。
現在は最低金利の0.05%なのでこれ以上利率が下がる事は無いので、現状維持か上がる可能性しか無いポテンシャルを秘めた子です(笑)
10年満期なので、固定3や固定5よりも利子が多く受け取れます。
ちなみに金利設定方法は基準金利×0.66となるので、基準金利が0.1%の場合、0.066%が適用利率になります。
将来に向けたお金や老後の蓄えなど長く寝かせておくお金なら変動10がオススメです。
個人向け国債のメリット
国が発行しているから安心
当たり前ですが、日本で一番大きな組織と言えば『国』です。
万が一大不況に陥ったとしても、最終的に一番最後まで残るのは『国』ですし、国民の生命・財産を守る義務があるのも『国』です。
国債は国が発行している債権なので、信頼もあり、保証もあるので安心して購入する事が出来ます。
元本割れしない
株やFXなどの投資と違い国債は元本割れしない投資なので安心です。
一定期間が過ぎれば満期になる前でも途中換金が可能ですし、その際のペナルティも発生した利息分から支払われるため元本割れすることはありません。
銀行よりも金利が高い
国債の最低金利は0.05%です。
現在、銀行はかなりの低金利。
地方銀行の場合、定期預金であっても年利0.002%と言う所も珍しくありません。
金利の高いと言われるネット銀行でも0.01%~0.03%ほどですので、最低でも0.05%の金利が保証されている国債はかなりお得だと言えるでしょう。
他の投資と合わせたリスク分散に最適
投資の基本はリスク分散。
株や投資信託・FXなど複数の商品に投資をする事で全財産を失うような大きなリスクを回避する事ができます。
元本が保証されている国債は、元本保証の無い株や投資信託・FXなどと併用して投資をするのにも最適です。
個人向け国債の始め方
銀行や郵便局
一番簡単に国債が購入できるのは普段利用している銀行・ゆうちょ銀行などです。
窓口に出向き、国債を購入したい旨を伝える事で手続きが可能です。
別途口座を作る必要があるため、本人確認書類・マイナンバー・印鑑を持参しましょう。
ただ銀行や郵便局の場合、国債を取り扱う機会が多くないせいか、手続きに時間が掛かったり、説明がまごついたりする事もあるようです。
またその金融機関で力を入れている商品をオススメされる事もあるようです。
証券会社
これまで投資に興味がなかった人には馴染みが薄いかもしれませんが、銀行や郵便局と同じように、街中に店舗を構えている証券会社も多くあります。
そういった証券会社の窓口でも国債を購入する事ができますし、詳しい説明を受けることも可能です。
ちょっと証券会社は敷居が高いという方は、雰囲気を見るだけのつもりで国債の説明を聞きに行くのもいいかもしれませんね。
ネット証券
窓口での手続きは人を介して行う分、時間がかかりますし、窓口が開いている時間でしか手続きができません。
スマホやパソコンから手続きができるネット証券なら、時間や場所を選ばず自分の都合に合わせて手続きが行えるため、お仕事で忙しい方や育児中でなかなか時間が取れない方でも隙間時間を利用して手続きが可能です。
オススメはネット証券
今から個人向け国債を購入したい方や、資産運用を始めたいと思っている方にはネット証券での口座開設がオススメです。
手続きが楽ちん
ネット証券の一番のメリットは手続きの簡単さ。
今はスマホアプリで簡単に口座開設ができ、インターネットですぐに運用の状況が確認できます。
ネットを使わない場合、電話で証券会社を通して買い注文をする必要がありますが、スマホからならアプリから思い立った瞬間に手続きをする事ができます。
手数料や人件費がかからない
ネット証券のメリットとして一番大きいのは人件費が掛からない所です。
国債だけで無く、これから株や投資信託をやろう!と思っている人であればなおさら、掛かるコストは抑えて置きたいところ。
実店舗を構える証券会社などは10万円を引き出すのに100円~1,000円ほどの手数料が発生します。
店舗の維持費や人件費が掛かるため仕方が無い支出ではありますが、なるべく節約してお金を増やしたいと思っている人には大きな出費です。
ネット証券なら、店舗も無く人件費が要らない分手数料が100円以下と言う所も多く、会社によっては一切手数料が掛からない場所も有ります。
いつでもスマホやパソコンから確認可能
ネット証券は、インターネットが繋がる環境さえあればいつでも手元にあるスマホやパソコンから運用の状況が確認できます。
ネット銀行と組み合わせて使用すれば、お金の出し入れなどもスムーズに行うことができますよ!
おすすめネット証券
松井証券
ユーザー満足度が高い証券会社。
申し込みはネットで完結できて、もちろん運用状況はスマホから確認も可能です。
国債の購入はもちろん、投資信託や積立NISAを始めたい方でもオールマイティーにカバーされているので安心して利用できますよ!