Kindleで自己出版をして約1年弱が経ちました。
最新刊は昨年3月に出したきりで新しいものは出版していませんが、その後収益はどうなったのでしょうか。
今回は、初報酬から今まで振り込まれた金額をモザイク無しでババーンと公開しちゃいます。
増えもしないけど減りもせず安定中
Kindle出版を始めたのが2020年の1月。
報酬は2か月遅れて振り込まれますので初報酬は2020年の3月。
それからと言うものひと月も休まずに毎月印税が振り込まれています。
とりあえず前置きは無しにして、私がKindle出版で得ている収益を公開しますと、こんな感じになっています。
見やすいようにトリミングしてありますが、純利益と支払い金額はイコールになっています。
見てみると毎月大体1,000~2,000円ずつ収益が上がっています。
ちょうど昨年の5月頃コロナで大混乱した時期は、収益が一時的にガクッと下がりましたが、それ以降はまた安定して読まれている状況です。
不労所得にはなっている
大きな金額ではありませんが、昨年の1月~3月までに3冊出版し、その後1年間毎月売り上げが上がっているので一応不労所得にはなっているかもしれません(笑)
1年かけて得られた3冊分の印税は28,000円程度。
アフィリエイトとAdSenseのおまけぐらいのポジションですが、毎月安定した収益が出ているのはありがたいですね。
収益の内訳はUnlimitedがほとんど
ちなみに直近の購入件数とKindleUnlimitedの既読数のグラフです。
出版直後は読まれない日もかなり多くて一喜一憂していましたが、1年ぐらいのスパンで見ているとおおよそ平均的な数値が見えてきました。
書籍の内容自体があまり季節や流行に関係ない内容だった事もあり、多くは無いにしろ一定の需要はあるようです。
上のグラフを見ればわかる通り、ほとんどkindleUnlimitedでの売り上げですが、月に1~2冊ずつ実費で購入される事もあります。
購入されると販売価格の70%のインセンティブが入るので収益面ではかなり大きいのですが、ご覧の通り中々売れません(笑)
Kindleのみの販売なので、どうせ電子書籍を一冊丸ごと買うなら絶対Unlimitedを契約した方が得ですからね。
紙の本でも販売していればもしかしたら本を手元に残しておきたいタイプの人には売れるかもしれませんが、そうなると余計なコストが掛かるので現実的ではありません。
コンテンツを増やすならジャンルを変える必要があるかも
今以上に収益を上げるのであれば、コンテンツの数を増やせば平均は押し上げられると思います。
ただ、同じジャンルのコンテンツを1,2冊増やした所で大きな変化はあまり期待できそうにありません。
と、いうのも1冊だけ出した時とコンテンツを3冊に増やした時で収益がほぼ変わっていないから。
読者が求めている内容はほぼ固定化されていて3冊出していてもその中の1冊を読めばある程度満足するようです。
読者層のオーバーラップを狙って3冊ともキーワードを少しずつずらしてコンテンツを作りましたが、ブログとは違い2冊、3冊と読み切るのはネットで簡単に情報収集ができるようになった現代人(と、言うより若者)には難しいようです。
もしコンテンツを増やすのであれば、キーワードを大きくずらすかジャンルをガラッと変えた方がいいのかもしれません。
新規のKindle出版はしばらく様子見
とりあえず3冊出してみて今の自分が出せるコンテンツでは新規の読者層を捕まえるのは難しいと判断しました。
今後、もう少しキャッチーなアイディアか、本を一冊出せるくらいのジャンルを開拓できれば改めて新作を出版したいと思います。